used toとwouldの違い

Posted on 2013年7月12日 By

usedの意味は

「以前は、よく~した、~する習慣だった」

です。

I used to go swiming in the sea.
私は以前は、よく海で泳ぎました。

usedの発音は、[ju:st]で「ユースト」なので、使い古したという意味のusedとは異なります。

wouldの意味は

「するつもりだ、するだろう、しよとしなかった、したものだった」

また、仮定法で使われます。

I would often meet him.
私は度々、彼とあったものだった。

used toとwouldの違いについてですが、

used toは、現在と比較して過去の習慣の動作や状態をあらわしています。今はそうではないというニュアンスが含まれます。

wouldは、過去の習慣や繰り返される動作について使われます。今については言及されていません。今も繰り返しているかもしれないし、そうでないかもしれません。

日本語にすると、子供の頃には、おままごとでよく遊んだ(今は子供ではないので遊んでいない)というなら、used toを使い、子供の頃には、夜遅くまで外で遊んでいたのだったというのなら、wouldを使います。

I would go there to see her.
私は彼女に会うためそこに行ったものでした(繰り返し行なっていたということに焦点があり、今はそうしていることに焦点が当てられていない)。

I used to go there to see her.
私は彼女に会うためにそこに行ったものでした(習慣的に過去に長い間そうしていたが今はしていない)。

前者は過去に繰り返されたことに焦点があり、現在は意識されていません。一方、後者は過去に長い間、繰り返されていたが今は、繰り返されていないという意味になります。

上記のような例文だと区別がつきにくいですが、wouldは、動作には使われますが状態には使われません。だから、東京に昔住んでいたものだったという場合には、wouldは使えませんので、used toとなります。

I used to live in Tokyo.
私は(以前は)東京に住んでいました(今は住んでません)。

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